ほんの少しの贅沢を…土居珈琲のスペシャルティコーヒーを飲んだ感想
平凡な日々のどこかに、落としてきたもの
毎日飲むコーヒー。平凡という言葉は使わないけれど(使いたくないからこそ?)、そんないつもと変わらない日々に、産地や焙煎にこだわったコーヒーを飲み比べてお気に入りを見つけたい。そして、毎日のよろこび、安らぎ、刺激にしたい。
ネスカフェの粉、スーパーやAmazonで一杯10円を切るドリップコーヒーも見かけるけれど…ものすごく贅沢じゃなくていい、ほんの少しの贅沢で、いい。そのかわり毎日、ホッと一息つく大切にしたい時間に、ふつうよりちょっとだけいいものを飲みたい。
そんなささやかな要求に応えてくれるような美味しいコーヒーを探していました。
少し高級なコーヒーというと、これまではスターバックスコーヒー等で豆を購入していました。スタバ以外にもどこかないかしら?
たどり着いた先は
そう考え出したきっかけは、土居珈琲。ネットで見かけ、上質な豆の選別、記事ににじみ出た随一の焙煎士土居博司さんのこだわりや「いつもコーヒーのことばかり考えている人のために」というドキッとさせられるフレーズに惹かれ、気になっていたんです。
一度試してみて、自分の舌に合わずまずかったり値段に価値が見合わなかったりで失敗したら、次からやめればいいだけ。
そんな探求心にちょうどいい初めての人向けの通販お試しセット「土居珈琲人気銘柄セット」を試しに注文してみました。
新たな扉をたたいて
ドリップパックではなくお豆の注文です。一杯一杯飲む直前に自分でコーヒー豆を挽きたいので、「豆のまま」で注文しました。挽き方だけでなく、なんと焙煎日も選ぶことができるんです。スターバックスやドトールのコーヒー豆は、あらかじめ煎ってあるものですからね。
シンプル包装がいい感じ。
「グァテマラ カティペロ農園」と「エルサルバドル ラ・レフォルマ農園」の2種類の詰め合わせです。ファーストコーヒーは、グァテマラ カティペロ農園の方をチョイスすることにします。
一杯何グラムの豆をひくかはそれぞれですが、やはり私の経験上も、1杯あたり10gがおいしいと思います。
電動ミルでコーヒー豆を挽き、ペーパードリップでコーヒーを淹れます。まずは少量のお湯を注ぎ、1分かけてじっくり蒸らします。その後、ゆっくりコーヒーを抽出。したたる波紋のように、香ばしい、心地よい香りが冬の朝の澄んだ空気にひろがってゆきます。
できました。ペーパードリップですので、雑味のない仕上がりです。静かに青空を映す、褐色の湖のよう。
初めての土居珈琲を飲んでみた率直な感想
素直においしいです。間違いありません。グーグルや楽天で検索してみるといろいろな口コミがありましたので、実は自分で飲んでみるまでは半信半疑な部分もありましたが、安心してください。「土居珈琲のコーヒーは、ちゃんと美味しい。」と断言します。
うまいコーヒーに出会った時にいつも感じる、うっとりするようなこの感覚。筆舌に尽くしがたいですが、この満たされた気持ち、コーヒー好きの方ならばきっと分かっていただけるはず。筆は舌に替えられない。
具体的なコーヒーの種類や飲み方、風味、香りについての感想、購入方法は、今後の記事につづることにします。
「極上のコーヒーを飲みたい。」となればここのコーヒーをオススメします。